
発音練習が効率的に出来るアプリはある?
中国語の音と声調が一緒に学習できるアプリがあれば教えて欲しい。
中国語を構成する音は約400音あり、いかに効率良く正しい音を習得できるかが鍵となります。
そこでオススメなのが、「中国語を学ぼう ChineseSkill」というアプリ。
このアプリの素晴らしいところは、それぞれの音を録音してお手本と交互に聞くことが出来る点です。
おかげで、自分でわざわざ録音する手間が省けますし、お手本と容易に比較することが可能です。
という事でこの記事では、アプリ「中国語を学ぼう ChineseSkill」を使った発音の学習方法についてまとめました。
参考になれば幸いです。
この記事でわかること
アプリ「中国語を学ぼう ChineseSkill」を使った学習方法
自分の発音がお手本に近い音になる!
※私は台湾の中国語「台湾華語」を勉強しています。そのため、普通話とは異なる部分がある事を予めご了承ください
「中国語を学ぼう ChineseSkill」で出来ること
- 発音練習
- 単語練習
- 文法練習
アプリ「中国語を学ぼう ChineseSkill」では、他のアプリ同様に上記のカリキュラムが組まれており、体系的に中国語を学習出来る仕様となっています。
ただし、単語・文法練習は一部無料で、レベルアップしたい場合は有料会員になる必要あり。
また、発音練習に関しても、単語というよりは中国語の音約400音の学習に優れており、単語練習をしたい場合は別で勉強した方が良いかもしれません。
初級:個々の発音をしっかりマスターしたい人向け
こんな方にオススメ
- これから中国語の学習を始める初級者
- 中国語の個々の音をもう一度しっかり学習し直したい
以上の理由により、アプリ「中国語を学ぼう ChineseSkill」は、中国語のレベルが初級、もしくは個々の発音をもう一度しっかり勉強したい人にオススメのアプリと言えます。
台湾で中国語を学習している場合の注意点
ボポモフォがない
このアプリは、普通話を学習するために作られたものなので、発音記号は拼音です。
そのため、台湾で中国語を勉強していて且つ注音(ボポモフォ)を使っている場合は、少し使いにくいかもしれません。
(これに関しては、致し方ない部分ではありますが・・・)
もしも、私のように注音(ボポモフォ)で学習している場合は、下記の対照表を参考にしてみてください。
ピンイン表 - ボポモフォPDF用-2
台湾の中国語とは音が若干異なる
また、台湾の中国語(台湾華語)は少し訛りがあるため、普通話の基本の発音とは若干異なります。
とは言え、基本の音の出し方は同じなので、まずはベースをしっかりと構築した上で ”後々台湾の訛りを身につけていく” ので全く問題ないと個人的には思います。
アプリを使った「発音」の勉強方法
- 中国語の音約400音をそれぞれ録音して、お手本の音と交互に聞くことができる
このアプリの最も優れている点は、上記の録音機能です。
最終的にこの機能を使って、ひたすら練習していきます。
また、中国語の学習を始めたばかりで「拼音・声調って何?」という状態であったとしても、解説があるので安心です。
下記で、初めて中国語の発音を学習する方にオススメの順番をご紹介したいと思います。
①ピンインとは何か?をサラッと学習
まずは「発音」をタップ。
すると、一番最初に「ピンインは何?」という項目があります。
この項目では、簡潔に拼音とは何かが説明されており、これを読めば大まかに要点を押さえること出来ます。
②声調を練習
大まかにピンインを理解したら、続いては声調の理解を深めていきます。
声調の説明は、「レッスン7」をタップ。
声調のレッスンでは、第一声〜第四声と軽声が学べます。
それぞれの発音の仕方が分かりやすく解説されており、声調がイマイチよくわからない方にも理解しやすい内容となっています。
また、音声付きなので、実際の音を聞きながら学習できるのが◎。
もっと詳しく
・より詳しい声調のコツを知りたいなら
≫ 中国語の声調とは?習得のコツ&練習すべき組み合わせ20通り
③ピンイン表を使って音を確認
ポイント
ピンイン表では、声調別に音声を確認・練習できる!
ピンイン・声調を理解したら、実際にピンイン表を使って音を確認していきましょう。
一番下にある「ピンイン表」をタップ。
ピンイン表は、それぞれの音をタップするとお手本の音声を聞くことが出来ます。
また、「声調切り替え機能」があり、苦手な声調を重点的に練習可能です。
もっと詳しく
・それぞれの音の詳しい発音方法を知りたいなら
≫ ボポモフォ(注音符号)・発音一覧表 / 400音の組み合わせ
④音声を録音してお手本通りになるよう何回も練習する
ポイント
自分の音声を録音してお手本と交互に聞くことが可能
あとは、実際に録音してお手本と比べながらひたすら練習です。
録音したい音をタップして、更に「マイクボタン」をタップすると録音が始まります。
録音中はマイクボタンが緑色になり、もう一度タップすると録音が終了します。
また、録音終了と同時に「自分の音声2回 → お手本の音声2回」という風に、ストップするまで無限に繰り返し聞くことが可能。
何度も交互に自分の音声とお手本を聞けるので、何がどう違うのかをじっくり検証することが出来ます。
私は、この機能のおかげで「ㄢ・an」と「ㄤ・ang」の違いに気づくことが出来たので、感謝しかありません。
もっと詳しく
・発音が劇的に変わる中国語の発音方法を知りたいなら
≫ もう発音で挫折しない!中国語特有・発音の仕方を手に入れる!
おさらい
アプリで出来ること
- ピンインとは何か?をサラッと学習
- 声調の「第一声〜第四声と軽声」が学べる
- ピンイン表では、声調別に音声を確認・練習できる
- 自分の音声を録音してお手本と交互に聞くことが可能
以上が、アプリ「中国語を学ぼう ChineseSkill」を使った発音の学習方法でした。
無料で使える機能が素晴らしいので、発音の学習にオススメです。
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