【学習歴8年が厳選】台湾華語テキストおすすめ11選と効率的に学ぶコツ!

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台湾華語 テキスト おすすめ

台湾華語の勉強を始めたい。

初心者にはどのテキストがおすすめ?

中国語の学習を始める際に重要なのが、テキスト選びです。

特に台湾の場合は、普通話とは異なる部分があるため、何から始めればいいのか余計に悩みますよね…

ということでこの記事では、

  • 台湾華語を効率的に学習するコツ
  • おすすめの参考書(発音・文法・単語)

について、台湾華語学習歴8年(台湾在住)の筆者が詳しく解説します。(台湾華語オンライン講師の経験あり)

最短で中国語を上達させて、台湾での生活をより便利なものにしましょう♪

目次

台湾華語を効率よく学習するコツ

台湾華語のテキストは今でこそ種類が増えましたが、それでもまだまだ普通話のテキストに比べると数が少ないです。

特にイマイチだなと思うのが下記の点。

  • 初級〜上級を網羅する文法のテキストには日本語の説明がない(英語か中国語)
  • 注音付の発音の本がない

よって、台湾華語を学習する際は、

台湾華語のテキストをベースに、普通話のテキストも上手く使いながら学習するのが効率的でおすすめです。

おすすめの中国語発音テキスト

発音を勉強する上でおすすめなのが、「日本人のための中国語発音完全教本」

発音の本は色々と読みましたが、ダントツでわかりやすいです。

普通話の発音の本になりますが、中国語の発音に関しては「基礎」は普通話でも台湾華語でも同じです。

注音(ボポモフォ)で学びたい人にはちょっと不利

現状、発音の本は普通話のテキストの方が圧倒的に多いですし、わかりやすいです。

ただし、普通話の本はピンイン表記なので、注音で発音を学びたい人にとってはちょっと不利

これは致し方ないところ…

私の場合は、最初はピンインで発音を勉強し、

ある程度発音ができるようになった頃に「ピンイン・注音の対照表」を参考にしながら注音も覚えました。

≫ 音節対照表PDF

結果的にピンイン・注音どちらでも正しく発音できるようになったので一石二鳥でしたよ♪

台湾のそり舌音は意外に難しい

「台湾はそり舌で発音しないので簡単」というのをよく耳にしますが、

しっかりと舌を反らさないだけであって、そり舌音なんですよね。

試しにそり舌音「「zhi」「chi」「shi」「ri」を、舌を反らさずに発音したところで全く通じないのがいい例です。

基礎を学んだ上で、若干手抜きをするのが台湾のそり舌音。

基礎を学ばずに適当に舌を反らすだけでは、そり舌音の習得は不可能と言えます…

発音を学ぶ上で大切なのは、発音記号を見て正しく発音できることです。

私は楽しようとして何度も挫折したので、発音は疎かにせずしっかり学ぶことをおすすめします。

台湾華語学習におすすめの文法テキスト

台湾華語の文法を学習するのにおすすめのテキストはこちらです。

入門におすすめ

台湾華語の入門書としておすすめなのが「単語と文法から学ぶ PAPAGO式 台湾華語」

基礎文法がとてもわかりやすく解説されていて、

台湾華語にちょっと興味が湧いてきた!まずは独学で学んでみたい!

そんな方にぴったりです。

今までの台湾華語のテキストというと、フレーズ集か語学学校で使用する教科書くらいしか選択肢がなかったのですが…

の本が出版された事で台湾華語を学ぶハードルがグッと下がったと感じます。

ワンポイントアドバイスが豊富で楽しく学べるので、台湾華語入門にぴったりの一冊です♪

初級におすすめ

初級におすすめなのが「単語と文法から学ぶ PAPAGO式 台湾華語Ⅱ」

このテキストは、入門編でご紹介した「単語と文法から学ぶ PAPAGO式 台湾華語」の続編になります。

1冊目で学んだ基礎をさらに発展させ、より幅広い表現を学ぶ事ができますよ♪

文法の解説が深く、微妙なニュアンスの違いを解説してくれているのがポイントです。

基礎〜上級までしっかり学ぶ

台湾華語教材の代名詞とも言えるテキスト「新版實用視聽華語 1-MP3 (第三版)」

語学学校で使用されていることもあり、台湾で中国語を学んだ事がある人は誰もが知っているテキストです。

シリーズで1〜5まであり、体系的に単語・文法を学べるようになっています。

旧版は台湾ではあまり使わない普通話の文法が盛り込まれていましたが、新版は台湾で使う文法をメインに再構成。

そのため、より実践的な表現を学べるようになっています。(使わない文法を覚えなくて良くなった)

欠点は日本語の説明がないこと

欠点としては、このテキストには日本語の説明がありません…

(初級は英語・中級以降は中国語の説明)

残念ながら、今現在、日本語の説明付きで基礎〜上級までを体系的に学べる台湾華語教材はありません。

ただ個人的には、入門編で中国語の基礎を学んだら、

あとはなるべく台湾華語(繁体字)に触れる機会を増やして、中国語に早めに慣れるのが良いと感じています。

ちなみに私は、この實用視聽華語シリーズ1〜5で文法を勉強し、理解できないところは普通話の参考書を併用しながら学習しました。

普通話(簡体字)でおすすめの文法書

普通話(簡体字)の文法書でおすすめなのが、「これならわかる中国語文法 入門から上級まで」

NHKラジオ講座を担当されていた丸尾先生が書かれた本で、これ一冊で入門〜上級の文法が学べます。

  • 中国語文法の概要を把握したい
  • 台湾華語のテキストで理解出来なかった時に補足的に使用

という使い方がおすすめです。

1冊で入門〜上級までの文法を網羅した参考書は他にはなく、参考書というより辞書のような本です。

補語に特化した参考書

中国語学習者の多くが挫折してしまう ”補語” に特化したテキスト「中国語文法補語完全マスター」

特に日常会話の場合、

補語のオンパレードなので、何としてもマスターしたいところです。

私が勉強していた数年前はこんな便利なテキストなかったので、一つずつ自力で覚えましたが…

今はこんな便利なテキストが出ているんだと感動しました。笑

「補語」って何?という部分をしっかりわかりやすく解説してくれているので、補語がもっと身近に感じられるはずです♪

ネイティブの思考を学べる参考書

文法の説明はわかったけど、実際にネイティブと話しているとなんかしっくりこない…

そんな時におすすめなのが、「話すための思考が身につく! 中国語文法講義」です。

普通話(簡体字)の参考書になりますが、ネイティブの思考に着目して書かれているのがポイントでかなりおすすめです!!

よくわからない所があっても、中国語はこういうものだからと曖昧にしていた部分が、この本を読むことでクリアになります。

なるほど!そういう事だったのかと、目から鱗のオンパレードでした♪

ちょっとの違いで相手に与えるニュアンスが変わることをワンポイントとして書いてくれているので、とても参考になりますよ♪

台湾独特の文法表現を学べる参考書

≫課本沒教的台灣華語句型50全新修訂版

中国語が聞き取れるようになった頃に疑問に感じるのが「台湾人の話している文法が習ったのとちょっと違う」ということです。

なぜなら、台湾人は普段、台湾語の影響を受けた文法表現=方言 を使って話しているからです。

厄介なのが、台湾の方言はテキストには載っていないこと…

日本語で考えてみても、

方言(大阪弁など)って日常的に使うけれど、自然に身についたものであってわざわざ習うものではないですよね…

けれど、台湾人と円滑に会話しようとすると方言の習得は必須事項です。

そんな時におすすめなのが「課本沒教的台灣華語句型50全新修訂版」というテキスト。

中級レベルになった頃に読むのがおすすめですよ♪

台湾華語学習におすすめの単語テキスト

単語を効率よく学ぶのにおすすめなのが「台湾華語単語シリーズ」です。

ピンイン・注音どちらも記載されているがポイントですよ♪

初級「はじめの1000」

初級におすすめなのが「台湾華語単語 はじめの1000」

カテゴリー別にサクッと効率よく単語を学びたい人におすすめです。

中級「つぎへの1400」

中級レベルにおすすめなのが「台湾華語単語 つぎへの1400」

実践で使えるフレーズが盛りだくさんで、単語の復習をする際にもおすすめの1冊です。

私はこの中のフレーズを丸暗記して使っていて、次は何を覚えようかなと楽しみながら学べるのもポイントです♪

上級「さらなる2700」

上級レベルにおすすめなのが「台湾華語単語 さらなる2700」

単語の難易度がグッと上がるので難しく感じますが、覚えておいて損はない1冊です。

特に「台湾に留学したい、台湾で就職したい」方は、マスターしておくと役立つこと間違いなしです。

最後に:おすすめテキストまとめ

発音のテキスト

文法のテキスト

単語のテキスト

以上が、台湾華語学習におすすめのテキストでした。

私が台湾華語の勉強を始めた8年前にはこんなにたくさん台湾華語のテキストがなかったので、心から羨ましいです。笑

中国語の習得は難しいと言われますが、基礎と発音をしっかりマスターしたらあとは結構楽だと感じます。

最近はサボり気味なので、偉そうなことは言えませんが…汗

お互い無理をせず頑張りましょうね!

参考になれば幸いです。

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